CEATEC JAPAN 2009

家電のお祭りに行ってきました。
今回の主役は3D TV。実際に見てみて、目が疲れるから現在の2Dのテレビの代わりにはならないと思いました。アトラクションとかで、短時間見るには面白いですが、長時間はとても無理。そのへんを解消しないことには、普及は難しいのでは?


ここからは個人的に注目していた2製品について。


一つ目は、SONYVAIO X。これはもうとにかく軽い!薄い!1kgのPCでも十分軽いと思っていたんですが、持ってみると圧倒的に軽い。厚みに関しては、LANケーブルのコネクタがギリギリ挿せるぐらいしかありません。これ以上はさすがに無理だろと思うぐらいに無駄のない仕上がり。性能的にもネットブックとしては標準的で、画面の広さも十分。バッテリも標準のもので約10時間。アイソレーションキーボードは、ちょっと慣れないと指のポジションが分からなくなってしまいましたが、慣れれば大丈夫かなと。type Pのような無茶もなく、ネットブックの決定版と言えるのではないでしょうか。


二つ目は、東芝CELL REGZAPS3にも載っているCELLというプロセッサ、3TBのHDD、14個のデジタルチューナーなどを搭載した化け物TVです。CELLを使った画質調整などは、他のTVと比べてみないと分からないので割愛。個人的に注目していたのは、チューナーを物理的に切り替えることで、チャンネルの切り替えが高速にできるというもの。ソフトウェアとハードウェアで切り替えるのがどれぐらい違うのかなあと。見てみたところ・・・確かに速いけど、アナログほどでもない。あれぐらいが限界?
それよりも何よりも印象に残ったのがカタログの言葉。

いよいよテレビの最終章が幕を開けます。
ようこそ、終りのはじまりへ。

カッコよすぎだろ!テレビの歴史に終止符を打つつもりだ、こいつら・・・。「終りのはじまり」ってなんか世界をぶっ潰そうとする悪役っぽいけどw。他のメーカーにとっては悪役かもしれない。

↑TVなのにPCより大きなヒートシンクをのっけたれぐざたん。