声優さんの見たアイドルの凄さ

あんまりアイドルの“凄さ”って伝わらない・・・というか、伝えてくれる人がいないので、そんな場面を耳にして嬉しくなって書き起こし。

花澤香菜のひとりでできるかな?第89回放送冒頭の近況報告より】
RO-KYU-BU!のPVの撮影で分かったことがあります。
小倉唯ハンパねえ!!!


(リップシンク撮影を)最初に、見本じゃないですけど、とりあえず唯ちゃんから撮影しましょうってなって、それをみんなでじーっと見てたんですけど。すごいね、唯ちゃんは本当に!何ていうかね、出来上がってるんだよね。ぎゅってしたくなるような顔をするんですよ。切ない顔。で、そっぽ向いたりとか。いろんな表情を持ってるし、いろんなシチュエーションを自分でどんどん作り上げていってるんですよ。これはすげえ!と思ったけど、いざ自分の番になるとねえ(笑)


一曲分、一人でリップシンクしながら、表情つけてかなきゃいけないわけですよ。もう自分の歌うパートがどこだか忘れちゃうし、歌詞も忘れちゃうし・・・ひどかった(笑)
いやー、なんかアイドルってすげえなって思いました。こんなこと毎回やってるんだよ。スフィアとか、ゆいかおりとかさあ、毎回やってるんだよ、こんなこと。って思うと、あの子たちの体力はすごいと思った。


特に、今回RO-KYU-BU!で、小倉唯ちゃんは振り付けもやってくれたし。みんなの先生として振舞ってくれていたわけだけど、自分のやることもやりながらだから。ちょっとした合間にゆいかおりの練習してたりもして、「この子は何個同時進行してるんだろう?」って。ちょっとね、あの子は天才だと思う。すごい。

アイドルというお仕事は、若い子たちの“憧れ”ではあるけど、大人たちから“尊敬”されてはいないのかなと何となく感じています。「ただ可愛いだけで売れてる」と思われてる気が・・・。そんな空気が長続きしない原因になっているんじゃないかと。もっと“凄さ”をアピールして、ただ可愛いだけじゃなく能力や技術*1で飯を食ってるんだって証明してほしいです。そしたら、もっと“尊敬”されるお仕事として定着できるのでは?

*1:あんまり見せちゃうと夢壊れますがw