らき☆すた in 武道館 あなたのためだから

発表になったときに、「ちょ、武道館ってマジすか?!」と勢いで申し込んだ、らき☆すたのライブイベントに行ってきました。武道館に行くのは、ZONEの解散ライブと娘。コンに続いて3回目(かな?)。いい加減オタク的なライブ以外で武道館に入りましょう。


結論から言うと、めちゃくちゃ楽しかったです。正直、こんなに楽しいとは思っていなかったので、嬉しい誤算。4時間半という長丁場ということや、らき☆すたという作品の雰囲気を考えると、ゆるーい感じになるのかなと予想していて、耐えられるか心配だったんです。ところが、実際参加してみると、4時間半でも足りないぐらいに内容が濃く盛りだくさんで、とても休んでいる暇なんてありませんでした。こんなに楽しいイベントをやってくれたスタッフや出演者の皆さんに感謝です。


以下、いつものようにだらだらと雑感。
基本構成
出演者が二つに分かれての紅白歌合戦
第1部は、紅白が1曲ずつ交互に歌っていく普通の紅白形式。
第2部は、歌は休憩で、らっきー☆ちゃんねる。ゲストとトーク
第3部は、紅白混ざった形でいろんな曲を。


経験値
第1部で、出演者の皆さんが次々に歌っていく中で、慣れてる人とそうでない人の差がクッキリ出ているのが面白かったです。あんな大きな会場に立つことなんて、普通は一生ありませんから緊張して当然。そんな中、平野さんと茅原さんの二人はさすがの安定感。ソロのライブツアーをやっているし、アニメロサマーライブではもっと大きなSSAのステージ立ってますし。そういう経験って大きいんだなあと、あらためて。
そんな経験のほとんどない水原さんの頑張りはものすごいのではないでしょうか。今日のステージの主役の一人だったと言っていいぐらいの活躍だったと思いますので。あれだけの舞台で、物怖じしない度胸は素晴らしいと思います。


人気
茅原さんに対する声援の大きさには驚きました。この作品というか、むしろ声優界の中心とも言える平野さんよりもずっと大きかったように感じました。話題性は低いのかもしれませんが、着実にファンを獲得していってるのかなあ。
男性陣では、地の利を活かして(?)、声援を集める白石さんが一番。普通の現場だったら、小野さんや杉田さんには絶対勝てないけれど、らき☆すただけは違う。白石さんの完全ホーム。


貴方は大変なものを盗んでいきました。みんなの心です。
島本さんの歌が素敵すぎました。歌い始めた瞬間、涙腺崩壊。あんなのずるいです。
1話しか出てないのに、わざわざ来ていただいて本当にありがとうございます!


自由人
第2部は、杉田さんと関さんのおかげでカオスw。この二人はイベントを荒らしに来たとしか思えないw。暴走しすぎて、言葉では表現し切れません。小野さんが普通の人に見えるとか、どんだけ。とりあえず、関さん、武道館でち○ぽち○ぽと連呼するのはやめてくださいw。


よくがんばりました
最後の「もってけ!セーラーふく」のダンスは熱かったなあ。ダンスなんて全然声優さんの仕事ではないんですが、それを真面目にやってくれてちゃんと形にしてくれたのが嬉しくて嬉しくて。アニメの最終回と同じというのも、ストーリーとして熱いですし。
やっぱり一番若い平野さんが一番踊れてました。一人だけちょっとレベルが違う感じ。やっぱり声優と言うよりアイドルに近いのかなあ。


Master of Celemony
今回のイベントの成功は、今野さんと白石さんのお二人によるところがすごく大きい。みんな緊張し、かつ、はしゃいでいるという妙なテンションで、発散してしまう危険が大いにあったと思います。それを、うまいことコントロールして、適度に道から外れつつ、それでいてちゃんと収束させる絶妙なバランス。見事としか言いようがありません。
特に、白石さんはホントに凄いなと。ただ仕切るだけじゃなくて、自分でも歌うし、無茶振りにも応えるし、親しみやすいキャラクターでステージと客席をつなぐ役割も担っているし。一人で何役やってるんですか。マジカッコよすぎる。