リバプール − ミドルスブラ

注目のロビー・キーンはまだ周囲と合っていないし、やっているサッカーも昨シーズンとほとんど同じように見えました。が、違ったのは勝ちにいく姿勢。1点先に取られて残り10分。ここから後ろの選手に代えて、どんどん前線の選手を投入していくベニテス監督。こんながむしゃらな采配を昨シーズンはしてませんでした。その何が何でも勝つんだ!という監督のメッセージを、選手たちが応え同点。さらに、その後も攻め続け、ロスタイムも終わるというところで逆転ゴール。劇的な幕切れでした。昨シーズンだったら確実に引き分けに終わっていたであろうゲームをモノにしたのはとても大きいです。今年のリバプールはちょっと違うぞというところを見せてもらったような気がします。この勝利で相当良いスタートが切れたはずなので、この調子で「勝ち癖」を付けて優勝争いをしてほしいです。